本書は、月刊デボーションガイドClay【クレイ】2008年5月号~10月号に掲載されたホセア書の解説記事を書籍化したものです。
著者:中川健一
こちらは紙版の商品です。
ISBN 978-4-908607-44-8
A5判 / 80頁
$8.00 (税込)
本書は、月刊デボーションガイドClay【クレイ】2008年5月号~10月号に掲載されたホセア書の解説記事を書籍化したものです。
著者:中川健一
こちらは紙版の商品です。
ISBN 978-4-908607-44-8
A5判 / 80頁
$8.00 (税込)
ホセアは北王国イスラエルから出た預言者で、南王国ユダ出身の預言者アモスと同時代の人であり、彼から強い影響を受けたようです。
北王国イスラエルの滅亡の預言を語ったという意味で、ホセアをアモスの後継者と見ることができます。
紀元前8世紀中盤以降、北王国イスラエルでは王たちの暗殺が続き、政治的、経済的試練の時代を迎えます。
特に民の精神的支柱であった宗教が、偶像礼拝によって腐敗し、崩壊していきます。
本書を読むと、だれもが「預言者として召されるのは光栄なことであるが、ホセアのような召しだけは避けたい」と願うはずです。
ホセアは、不幸で悩み多い結婚生活を通して、神の痛みを自ら体験しました。
ホセア書の中心メッセージは、「神は不誠実な民をも愛しておられる」ということです。
本書を通して、ホセアのすすり泣き、そして神ご自身のすすり泣きが聞こえてくるなら、私たちは最も大切なメッセージを理解したことになります。
それは、「神は愛なり」というメッセージです。
そんなホセア書の解説を、24年続いたテレビ番組「ハーベスト・タイム」でおなじみの中川健一牧師が、初めて聖書に触れる方でも分かりやすい文章でお届けします。
(本書は、月刊デボーションガイドClay【クレイ】2008年5月号~10月号に掲載されたホセア書の解説記事を書籍化したものです。)
本書には聖書本文は含まれていません(引用文を除く)。本書をご利用の際は、聖書を傍らに置いてまず該当箇所を読み、その後に解説文を読まれることをおすすめします。
なお、特に断りのない限り、本書の聖書引用は新日本聖書刊行会の新改訳聖書(第3版)を使用しています。